デバッグ準備 LPC810(トラ技2014年3月号付属)

デバッガの作成

デバッガはトランジスタ技術2014年3月号に付属している基板を使用します。 一部の部品が未実装になっているので実装します。
下の写真は部品を実装したものです。
トラ技ARM-Writer

ファームウエアの書き込み

この基板に、USB-JTAGプロトコル変換ファームウエアを書き込んでデバッガとして使います。

書込みファイルの準備

書込みファイルは、以下のWebページからダウンロードできます。 http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/707/Default.aspx このページの下の方へ移動。トラ技ARMライタのファーム・ウェアからダウンロード。 トラ技ARM-Writer Firm

ダウンロードしたファイルは解凍しておきます。

ファームウエアの書込み

ARM-Writerボタン説明

ファームウエアを書込むために、パソコンからストレージとして見えるようにします。そのために以下のどちらかの操作をします。

  • USBケーブル未接続時
    1. ISPボタンを押しながらUSBケーブルを接続
  • USBケーブル接続時
    1. ISPボタンとRESETボタンを押します
    2. RESETボタンを離します
    3. ISPボタンを離します

これでこの基板がストレージデバイスとして認識されますので、ドライブとして開くことができます。 このドライブの中に、firmware.binファイルがあれば削除し、ダウンロードしたfirmware.binを書込みます。 Firmware

ファームウエアの起動

書き込みが終わったら、RESETボタンを押しファームウエアを起動します。 基板上の青LEDと、赤LED、緑LEDが点灯し、赤と緑LEDは2秒くらいで消灯します。