BeagleBone Black(ビーグルボーンブラック)は、アメリカの半導体メーカーTI(Texas Instruments)とアメリカの電子部品販売のDigi-keyとの共同プロジェクトBeagleBoardプロジェクトから生まれています。
BeagleBoardプロジェクトでは、2008年のBeagleBoardの発売に始まり、BeagleBone Blackは2013年に発売となっています。
項目 | 内容 |
---|---|
CPU | 1GHz / AM335x ARM® Cortex-A8 |
メモリ | 4GB 8-bit eMMC on-board flash storage / 512MB DDR3 RAM |
USB | USB host x1 USB client x1 |
ネットワーク | 10/100M Ethernet |
Video | マイクロHDMI |
グラフィック | 3D graphics accelerator |
サイズ | 86.4mm x 53.4mm |
OS | Ångström Distribution Ubuntu on Beagle Android on Beagle 他 |
価格 | $55 |
Webサイト | http://beagleboard.org/black |
製品名 | 発売開始 |
---|---|
BeagleBoard | 2008年07月28日 |
BeagleBoard rev.C | 2009年05月13日 |
BeagleBoard-xM | 2010年09月14日 |
BeagleBone | 2011年10月31日 |
BeagleBone Black | 2013年04月22日 |
BeagleBone Blackは Raspberry Piと比較されることも多いと思われます。
BeagleBone BlackはRaspberry Piと比較して、CPU性能や、IOの数は上で、Linux、Androidに対応するなど優れた点が多いですが、Videoのエンコード、デコードの機能がない、コンポジット出力、Audio出力がないなど、マルチメディア系は弱いです。
もともとRaspberry Piが教育目的で作られていることからも、Raspberry Piの方が初心者向きでしょう。
書籍、雑誌記事などもRaspberry Piの方が豊富にあり、BeagleBone Blackに関するものは数が少ないです。
書籍
主なもの。2014年6月現在。