LPC810(トラ技2014年2月号 付録) -開発環境-

投稿者: | 2014/04/21

開発環境を作る

ソフトウエアの開発ツールをインストールします。インストールするソフトは次の2つです。

  • 統合開発環境 LPCXpresso IDE
  • スイッチ・マトリクス・ツール

統合開発環境 LPCXpresso IDEは、LPC810のプログラム開発のためのソフトウエアです。プログラム開発用のプロジェクトの作成から、プログラムの記述のためのエディター、コンパイラ、デバッガと開発に必要な物がまとまったソフトウエアです。

スイッチ・マトリクス・ツールは、マイコンのポートの機能割り当てを簡単にするためのツールです。機能割り当てとは、使いたい機能をどのPinにするかを決めることです。
例えば、
8番PinはUARTの送信だから、U0_TXD
2番Pinはアナログ入力にするので、ADC
などと決めます。気をつけなければいけないのは、すべてのポートにすべての機能が割り当てられるとは限らないことです。電源、グランドのようにあらかじめ決められているPinもあります。

このようなツールがない場合には、ユーザーズマニュアルを調べて、レジスタの設定をプログラムすることになります。これは初心者にはなかなか難しいことだと思います。ですが、このようなツールがあれば、選択メニューの中から選べばいいので、わかりやすくなっています。設定した内容は、C言語のソースファイルとなりますので、それを使います。

  •  LPCXpresso IDEのインストール方法はこちら
  • スイッチ・マトリクス・ツールのインストール方法はこちら